社員インタビューInterview

代表/宇野嘉宏

2018年設立代表

宇野嘉宏

代表

興味がなかったはずだった空調の面白さどっぷりとハマる

空調の仕事を始めたのは、ビルのメンテナンス会社に就職した20代のころ。最初は主にオフィスの床の清掃を担当していました。

あるとき、協力会社である空調関係の会社から「手が足りないので来てほしい」と頼まれ、応援に行ったのがそもそもの始まりです。「空調は設備会社の仕事」だと思っていたこともあって、それまで空調には全く興味がありませんでした。ところが、実際に作業してみるとこれが面白い。

空調のメンテナンスをするためには、まずエアコンを分解し、洗浄後にまた組み立てる必要があります。「こんな仕組みで動いているのか」「どうすればもっと効率よく分解できるだろう」と考えるうちに、どっぷりとハマっていきました。

空調一本で独立。最初は悔しい経験もたくさんしました

ビルのメンテナンス会社では現場管理や営業も経験し、12年間働きました。空調関係の仕事が忙しくなり、「今ならもし失敗しても、またやり直せる」と考えて30代の前半で独立しました。

独立したばかりのころは、空調のクリーニングのみで、修理や施工のスキルはありませんでした。ですが、現場の仕事ぶりを見たお客様から「工事も出来ませんか?」とご要望があり、チャレンジしてみることに。最初は職人さんを探し出して現場をお願いする形から始め、自分も少しずつ道具を揃えたり勉強したりしながらスキルを磨きました。

資格もスキルもなかった最初のころは、悔しい思いもたくさんしましたね。元から負けず嫌いな性格なので、出来ない、わからないことがあるのがもどかしかったです。作業を理解していないことで適正価格とはかけ離れた代金を請求された、なんてことも一度や二度ではありません。

でも、お客様からご依頼をいただいたからには、必ずやり遂げなくてはなりません。仕事を断ったり、いい加減な仕事をしたりしてしまったら、二度と声がかからなくなってしまう。そんな危機感は常に持っていました。

技術力がある知人に作業を教えてもらい、施工や建設関連の資格を取得して、「出来ない」を「出来る」に変えてきました。「この会社ならなんとかしてくれる」と頼られる存在でありたいですね。

難しい現場ほどやり遂げた瞬間の喜びは大きい

施工現場は一つとして同じものはありません。中にはどうすればキレイになるか、見当もつかないような現場もあります。

印象に残っているのは「水温が上がらない」とお困りだった温水プール施設。ボイラーの配管部分が大量のカルシウム分で詰まり、熱が伝わらない状態になってしまっていました。長年の汚れをしっかり溶かすには強い薬剤を使う必要がありますが、あまりにも強すぎるとパイプが傷み、穴が空く恐れもあります。

現場スタッフみんなで試行錯誤し、「これならきっと上手くいく」と工夫を重ねた結果、もとの姿に近い状態に出来たときは嬉しかったです。

数百リットルの水を温める施設なので、作業の成果がわかるのは翌日。祈るような気持ちだったことを覚えています(笑)。難しい現場ほど、上手くいったときの喜びや達成感は大きいです。この仕事の醍醐味と言えるかもしれません。

失敗を恐れず、チャレンジする人がこの仕事に向いています

空調施工は、知識と経験、そしてなにより「思い切ってやる」姿勢が大事な仕事だと思います。失敗を恐れ、悩んでばかりでは工事は進みません。ベストを尽くした結果が失敗でも、諦めなければ次に繋がります。

失敗して初めて気が付くこともあります。「なぜ失敗したのか」「同じことを繰り返さないためにどうすればいいか」を考えることの積み重ねが、スキルアップに繋がるのです。

失敗は挑戦なしには起こりません。粘り強く、新しいことに取り組める方が、この仕事に向いていると思います。いざという時はしっかりフォローしますので、思い切ってチャレンジしてほしいです。

一緒に会社を面白くしてくれる仲間をお待ちしています!

当社は空調施工を専門とする会社ですが、将来は新事業にも取り組みたいと思っています。例えば、空調で必ず発生する廃液を再利用し、事業化できないか。空調施工のエキスパートを育てる教育機関をつくることは可能か。そんなことを日々考えています。

ビジネスの世界で利益を上げることはもちろん大切ですが、それだけでは物足りない。会社として、「面白い!」と思えることにチャレンジし続けたい。そのためには、仲間が必要です。

一緒に成長し、会社を面白くしてくれる方を切実にお待ちしています。少しでも興味を持ってくださったら、ぜひご応募ください。お会いできるのを楽しみにしています!

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